自宅で手軽にできる「トランポリンダイエット」
でも、トランポリンが家にある人は少ないですよね?
トランポリンダイエットに興味あるけど、本当に痩せるの?どのぐらい痩せるの?これが分からないと、そもそもトランポリンの導入にすら踏み込めないですよね。
トランポリンダイエットがどのぐらい痩せるのか?からトランポリンの選び方まで、初心者のあなたに必要な情報をまとめました。
自宅でダイエットしたい人、なかなか時間がない人や楽しくダイエットしたい人におすすめなので、ぜひ参考にして下さいね。
トランポリンダイエットの方法
今はトランポリンの種類も豊富で目的や状況に合わせて色々と選べるようになっています。
- フィットネス専用の本格的なトランポリン
- 大人から子供まで楽しめるスタンダードなトランポリン
- 安全性や運動レベルを考慮した手すり付きのトランポリン
- マンションやアパートでも安心の静音設計のトランポリン
- スペースを取らない、片付けに便利な折り畳み式のトランポリン
- インテリアや普段使いにも便利なクッションタイプのトランポリン
あなたがトランポリンを手に入れた後をイメージして下さい。
- トランポリンはどこで行いますか?
- どこに片付けますか?
- 誰が使いますか?(大人だけ?子供も楽しみたい?)
- あなたの運動レベルは?身体(膝や腰など)痛みはないですか?
- トランポリンでしっかりと運動をしたいですか?
- それとも、手軽にスキマ時間を有効活用してダイエットしたいですか?
今すぐ、決めなくて大丈夫です。
記事を読み進めながら、決めていきましょう。
トランポリンダイエットをする場合、跳ぶ回数や時間、頻度、跳び方を決めておくと目標が明確になるので達成感があり、継続しやすいです。
細かい目標の設定方法は後述しますが、運動習慣のない人にとっては意外と慣れるまで時間がかかりますし、ただ跳ねるだけだと思うでしょうけど、運動強度は高めです。
最初の1か月程度はトランポリンダイエットを習慣化する、上手に跳べるようにする、飛べる時間を少しづつ伸ばす、色々な跳び方ができるようになる練習の期間として考えておきましょう。
最初の1か月間は練習&習慣化期間として、さらに3カ月(合計4か月)は継続するようにしましょう。
この期間に自分の目標に対して成果が出ているか?を評価します。
普段の生活にトランポリンダイエットを取り入れるのが難しかったり、自分に合わない場合は他のダイエットなどを試してみましょう。
トランポリンダイエットとは?(なぜ痩せる・メカニズム)
トランポリンダイエットは継続して跳び続けることで脂肪を燃焼する有酸素運動です。
また、ジャンプをすることで下半身(ふくらはびや太もも、お尻)の筋肉を使い、跳び続ける時にバランスを取ることで体幹(お腹、お腹の横、腰、背中)の筋肉も使います。
慣れてきたら腕を動かすことで上半身の筋肉も使って全身を使う有酸素運動になる優秀な運動のダイエット方法です。
室内で行うダイエット方法なので天気に左右されませんし、他人の目を気にする必要もありません。
運動の負荷はウォーキングとランニングの中間のレベルとなります。
トランポリンダイエットはなぜ痩せる?
トランポリンダイエットが痩せる理由は以下の6つです。
- 有酸素運動効果
- 下半身の大きな筋肉を使う
- 体幹の筋肉をよく使う
- 運動負荷が他の運動と比べて大きい
- 手軽で続けやすい
- アフターバーン効果&EPOC効果
1つずつ詳細に解説していきます。
①トランポリンの有酸素運動効果
「脂肪燃焼を目的とした有酸素運動は最低20分以上行わないと意味がない」と聞いたことありませんか?
最新の研究だと、5~10分の短時間の有酸素運動でも体脂肪が減少するという研究結果が出ています。
1回の運動時間が短い場合でも、運動の頻度を増やせばOKなのです。
例えば、週3回30分(合計90分)のトランポリンと週7回15分(合計105分)だったら、後者の方が体脂肪が減るということです。
1回当たりの時間が短くても、頻度を上げて週当たりの運動の合計時間を増やせば、有酸素運動の効果が高くなり、脂肪燃焼の量も増えるということです。
自宅でできる運動ですので、空いた時間にちょこちょこ運動することで効果が出ますね。
ジャンプを続けるというのは普段の生活でないので、慣れるまでは短い時間でもいいのでコツコツと頻度を増やすといいですね。
②下半身の大きな筋肉を使う
トランポリンの反動を使ってジャンプしますが、跳ぶときよりも着地の時に自分の体重を支えるために下半身の筋肉を多く使います。
使う主な筋肉はふとももの大腿四頭筋とハムストリングス、ふくらはぎのヒラメ筋、腓腹筋、跳び方のバリエーションを増やせば、脚の付け根の腸腰筋、お尻の大殿筋、太ももの外側の外側広筋、太ももの内側の内側広筋など下半身全体を使います。
下半身の筋肉は全身の筋肉の70%もあります。
「健康やダイエットには下半身の筋肉を鍛えるスクワットがおすすめ」とよく聞くのはそのためです。
多くの筋肉を使えば、それだけ運動効果が高くなり脂肪燃焼、体力向上、基礎代謝向上とメリットの多い運動ですね。
③体幹の筋肉をよく使う
実際にトランポリンで跳ぶと実感するのですが、続けて跳んでいるとだんだん中心から外へ体がズレてしまいます。
これは、体幹が弱いために跳ぶときにまっすぐ飛べない、着地の時にバランスが取れないのが原因です。
普段、運動習慣がない人が20分間トランポリンで跳んだだけで、後日下半身はもちろん腹筋も筋肉痛になったという話もあるぐらいです。
仕事で座りっぱなし、姿勢が悪い、猫背、運動習慣がない人は体幹が弱っている可能性があるので、トランポリンでの運動は姿勢改善にもなるのでおすすめですね。
上記に該当する人でトランポリンでまっすぐ跳ぶ自信がない場合は手すり付きのトランポリンだと安全に跳べるので最初のトランポリンを選ぶときに参考にして下さい。
④運動負荷が他の運動と比べて大きい
国立健康・栄養研究所 改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』によるとトランポリンの運動強度は
- 3.5METs ゆっくりとしたテンポ
- 4.5METs 少し早いテンポ
となります。
参考に他の運動のメッツ(METs)はどのぐらいでしょうか?
- 3.8~4.8METs ウォーキング(歩く速さによる)
- 6.0~10.5METs ジョギング~ランニング(走る速さによる)
- 8.8~12.3METs 縄跳び(跳ぶ早さによる)
- 5.3~10.3METs 水泳の平泳ぎ(ゆっくり~競技練習レベル)
- 8.3~10.0METs 水泳のクロール(ゆっくり~競技練習レベル)
参考:国立健康・栄養研究所 改訂版『身体活動のメッツ((METs)表』
METsで見るとウォーキングと同程度となりますが、競技でも4.5METsなのはちょっと疑問です。トランポリンの競技では、跳躍の高さは6〜8mまで達して、着地の時には体重の13倍もの負荷が下半身にかかります。30秒程度の短い競技時間ですが世界で戦う選手でさえ、後半は疲労で中心点がズレてしまうほど高負荷なのに…。
私の実体験ではウォーキングより上、ジョギングよりも下の5〜6METsだと思います。
跳び方のバリエーションも多いので、運動負荷を上げることは可能です。
つまり、短時間でもウォーキング以上の運動を屋内で行うことができるのは大きなメリットですね。
メッツ(METs)とは
メッツとは運動や身体活動の強度の単位です。
安静時(静かに座っている状態)を1とした時と比較して何倍のエネルギーを消費するかで活動の強度を示します。
⑤手軽で続けやすい
ダイエットをする時に大切なことの1つに「継続」があります。
どれだけ、効果のあるダイエット方法でも「継続」できないと効果は望めません。
正直に言って『短期間で劇的に激やせするダイエット方法』は残念ながらないからです。
トランポリンダイエットは屋内でできるダイエット方法で、短時間でも有酸素運動の効果があり、ちょっとしたスキマ時間でも運動できる優秀な運動のダイエット方法です。
当然、高い頻度で継続できればダイエット効果も期待できますね。
⑥アフターバーン効果&EPOC効果
アフターバーン効果という言葉を知っていますか?
アフターバーン効果とは、激しい運動を行った後、脂肪が燃焼し続ける現象です。
この効果は24~72時間(3日間)続くと言われています。
アフターバーン効果が現れる主な運動として、筋力トレーニングやHIIT、縄跳びが有名です。
トランポリンダイエットも着地の時に下半身の筋肉をしっかり使いますし、跳ぶことに慣れてくると様々な動きを組み合わせて、運動強度を上げることができますので、運動の仕方や時間によってはアフターバーン効果が期待できるダイエット方法です。
また、EPOC(運動後過剰酸素消費量)の効果も期待できます。
EPOC(エポック)は運動による酸素負債を回復させて、身体を通常の状態に戻すためにエネルギー産生が続くことです。
これも運動後3~24時間程度続くことが分かっています。
アフターバーン効果、EPOC効果のどちらもエネルギー源として脂肪(内臓脂肪が優先)が使われます。
つまり、高強度の運動は運動中の消費カロリーだけでなく、運動後も身体を回復させるために多くのエネルギーを使うことで、トータルで消費カロリーが増加し痩せやすくなるのです。
トランポリンダイエットはどのぐらい痩せる?
トランポリンダイエットの運動効果がよく分かって頂けたかと思います。
では「トランポリンダイエットはどのぐらい痩せるの?」という疑問が浮かびますね。
メッツ(METs)が分かれば、消費カロリーを計算することができます。
式は以下の通りです。
消費カロリー(Kcal)=メッツ(METs)×時間(時)×体重(Kg)×1.05
トランポリンに少し慣れて早いテンポ(4.5METs)で15分、体重が60㎏の人が行った場合、
4.5×0.25×60×1.05=70.875Kcal となります。
これを1日3回、毎日(30日)行った場合は、6,378.75Kcal/月 の消費カロリーとなります。
脂肪1㎏が約7200Kcalですので、月に約900gのダイエット効果が期待できます。
ここに先ほど解説した「アフターバーン効果」や「EPOC効果」が加わったり「燃焼系サプリメント」を使うとさらに、消費カロリーが増えますので計算以上のダイエット効果が期待できますね。
自分の体重と運動強度(4.5METs)、時間、頻度を元に計算してみてください。
計算式は、消費カロリー(Kcal)=メッツ(METs)×時間(時)×体重(Kg)×1.05 です。
注意 トランポリンダイエットの運動強度(4.5METs)は普通に飛んでいるだけの強度です。
トランポリンの跳び方には色々な種類、バリエーションがあります。
4.5METs以上の運動強度を上げることも可能ですので、色々な動画を参考にして自分のレベルに合った跳び方を選びましょう。
(今後、動画でも跳び方のバリエーションを配信する予定です)
トランポリンダイエットのやり方、跳び方、するタイミング
運動でダイエットをする時に「正しいフォーム」や「運動のタイミングや時間、頻度」、楽しく継続するには「運動のバリエーション」が大切です。
ここでは
- トランポリンの正しい跳び方
- トランポリンをするタイミング
- トランポリンの回数や時間、頻度
- トランポリンの跳び方の種類と運動メニュー
について解説していきますので、参考にして下さいね。
トランポリンの正しい跳び方
トランポリンをする時は、正しい姿勢を意識してください。
フォームが崩れると、トランポリンから落ちたり、間違ったフォームで身体を痛める危険性もあるので注意が必要です。
意識する点は以下の5つです。
- 高く跳びすぎない
- 膝を緩めておこう
- 膝の位置に気をつけて
- 目線を意識しよう
- 身体の中心線を意識しよう
- 呼吸を止めないようにする
運動効果も大切ですが、まずは安全にトランポリンを跳べるようになることが大切です。
フォームが崩れた状態で運動して、効果が激減してしまっては意味がありませんからね。
1つずつ細かく解説していきますね。
①高く跳びすぎない
慣れないうちに高く跳ぶのはおすすめしません。
天井の高さは大丈夫ですか?
また、高く跳んだあとの着地の衝撃が強く、膝や腰などを痛める危険性があるので慣れてきて正しい姿勢で跳べるようになるまで、高く跳ばないように気をつけましょう。
高く跳んだあとの反動も大きく、姿勢が崩れていたためにトランポリンの外へ勢いよく飛び出す危険性もあることも覚えておきましょう。
②膝を緩めておこう
膝をロック(伸ばし切った状態)で着地するのは膝に体重がかかり、痛める危険性があるので軽く膝を曲げる(緩める)ようにしましょう。
膝を棒のようにロックすると反動が大きくなって飛びすぎてしまいます。
③膝の位置に気をつけて
膝とつま先の方向は同じになるようにしましょう。
これがズレてしまうと、膝の内側や外側に負担がかかります。
特に運動不足、運動習慣がない人や年齢の高い人は太ももの内側と外側の筋肉が弱いので痛める危険性があります。
太ももの内側や外側を鍛える筋力トレーニングで保護すると負担が軽くなるので別メニューで鍛えておきましょう。
また、膝に不安のある人はサポーターを利用するのもおすすめです。
④目線を意識しよう
トランポリンの中央で跳ぼうと意識しすぎて、ずっと下を向いたまま跳ぶと姿勢が崩れて危険です。
慣れてきたら目線を前にして、少し遠くを見るようにすると良いですね。
どうしてもトランポリンから落ちないか?と気になる方は手すり付きのトランポリンを選ぶと安心して跳ぶことができます。
⑤身体の中心線を意識しよう
身体の中心軸がズレると、トランポリンの反動が真上以外の方向に向いてしまうのでトランポリンの外へ飛び出したり、身体を痛める危険性があります。
身体の軸を意識しましょう。身長を測定するときのように身体全体で少し背伸びする感覚で跳ぶとキレイな軸を作ることができます。
⑥呼吸を止めないようにする
トランポリンは有酸素運動なので呼吸を止めないようにしましょう。(無酸素運動でも呼吸は止めたらダメです)
呼吸の基本は「力を入れる時に吐く」です。
つまり、跳ぶ瞬間に息を吐くといいですね。息は吐けば自然と吸うので吐くほうだけを意識するようにしましょう。
トランポリンをするタイミング
トランポリンは朝、昼、夜のどのタイミングですると効果的か?気になりますね。
少しでも効果の高い時間帯で運動をしてダイエット効果を出したいものですね。
しかし、時間帯でおすすめするタイミングは残念ながらありません。
唯一、おすすめできるタイミングは「空腹時」です。
「空腹時」は体内のエネルギー(グリコーゲン・糖質)が少ない状態なので、運動に必要なエネルギーは体内に貯め込んだ脂肪を使うことになります。
逆に、トランポリンをおすすめしないタイミングがあるので覚えておきましょう。
それは「起床後すぐ」と「寝る前」と「食後」です。
起床後すぐの運動は、体内の水分が少ない状態(血液ドロドロ状態)なので、激しい運動は心拍数が急上昇して血管や心臓に大きな負担がかかってしまい危険です。
また、脳が完全に覚醒していないのでトランポリンのようなバランスが大事な運動は脳と筋肉の神経伝達が上手くいかなくてケガの危険性もあるのでおすすめできません。
寝る前(就寝前)の運動は、交感神経を興奮させてしまいますので、なかなか寝付けなかったり、眠りに入っても浅い眠りになってしまい疲労が回復しない可能性があります。
食後は、胃や腸が消化をしようとしている段階でトランポリンのように上下に何回も飛び跳ねるのは体内でシェイクするような状態なので良くないのは容易に想像できますね。
ダイエットや健康に良いトランポリンのような運動でもタイミングを間違えると身体にとって危険になってしまう場合がありますので注意が必要ですね。
トランポリンの回数や時間、頻度
トランポリンの跳ぶ回数や時間、頻度で運動強度や痩せやすさが変わってきます。
まずは、あなたの減らしたい体重と期間を決めてください。
決まったら、下記の公式で1回の消費カロリーを計算しましょう。
消費カロリー(Kcal)=メッツ(METs)×時間(時)×体重(Kg)×1.05
次に月当たりの頻度(回数)をかければ、月に合計何キロカロリーを消費することができるか分かります。
自分の目標に合わせて、回数、時間、頻度を調節していきましょう。
トランポリンの回数
トランポリンの跳ぶバリエーションが多い場合は、1種目20~30回を目安に跳びましょう。
リズムやテンポによって1分当たりに跳ぶ回数は変わってきます。
同じ跳び方ばかりですと、ずっと同じ筋肉を使って回数を跳べなくなってしまうので、少しずつでいいので、バリエーションを増やしていきましょう。
理想としては1種目20~30回を5~10種目、2~3セットです。
回数の合計では200~1000回となり1秒に1回跳べば、5~20分の運動になります。
トランポリンの時間
慣れない最初のうちは5~10分程度でも十分な運動になりますし、脂肪燃焼効果もあります。(参考:①トランポリンの有酸素運動効果)
慣れてきたら20~30分を目指しましょう。
当然ですが、1時間とか長い時間トランポリンをすればそれだけ運動効果や脂肪燃焼効果は高くなりますが、その分疲労も大きくなってしまいます。無理のない程度でがんばりましょう。
最新の研究によると運動は1回当たりの時間で考えるよりも週当たりの合計時間で考えると良いそうです。
1回に長い時間を割けない場合は、短い時間でもいいのでスキマ時間を有効活用して、週当たりの運動の合計時間をクリアできるようにしましょう。
合計時間は月当たり減らしたい体重から逆算して、必要な運動の合計時間を算出することができます。
例:月に1㎏減らしたい。
脂肪1㎏=7200Kcal 4週間として週当たり7200÷4=1800Kcal/週
トランポリン(4.5METs)を1時間、体重が60㎏の人が行った場合、
4.5×1×60×1.05=283.5Kcal(消費カロリー)
1800÷283.5=6.3時間=380分/週=54分/日
1週間当たり380分必要
1日当たりだと54分必要
このようにあらかじめ計算しておくと、目標を達成するために「運動強度」を上げるのか?「運動の頻度」を増やすのか?「1回の運動時間」を増やすのか?そもそも無茶な目標設定になっていないか?が明確になって迷わずにトランポリンダイエットに挑戦できますね。
トランポリンの頻度
ダイエット目的でのトランポリンの頻度の考え方は基本的に「体力と目標体重と達成までの期間と相談」です。
当然、運動は毎日できればいいし、した方が良いです。
運動の頻度が高ければ、それだけ週当たり、月当たりの合計消費カロリーが増えますので、目標体重を達成するまでの期間が短くなります。
しかし、体力が続かなかったり、疲労困憊になりながらだとケガをしたり、精神的にしんどくなって逆効果になる可能性もあり注意が必要です。
天気に左右されず屋内で思い立った時にトランポリンを跳ぶことができますので、短い時間でもチョコチョコ跳ぶようにしましょう。
慣れてきたらテレビを観ながら、音楽を聴きながら、子供と楽しみながらなど「ながらトランポリン」ができるようになると完璧ですね。
トランポリンの頻度は体や心がしんどくない程度に、1日数回、毎日跳べるといいですね。
トランポリンの跳び方の種類と運動メニュー
トランポリンは跳んでいると楽しいのですが、ずっと単調な跳び方や同じメニューだと飽きて楽しくなくなってしまいますね。
トランポリンも跳び方によっては体全身を使う運動になりますので、色々な跳び方を覚えておきましょう。
また、動画などでも紹介されているので参考にして下さい。
トランポリンの跳び方の種類
- 上下に飛ぶ
-
足は軽く肩幅に開いて真上に跳びます。基本の跳び方です。
- 足を横に開く、閉じる
-
足を大きく開いてから、足を揃えるように閉じます。
開いてすぐ閉じるのがバランスが崩れそうで難しかったら、開いて2~3回、閉じて2~3回跳びながらだと安定して跳べます
- 足を前後に開く、閉じる
-
ジャンプの度に足を前後に入れ替えます。
バランスが難しかったら、一旦中央で足を揃えて前後に開いたり、前後に開いた状態で2〜3回跳んでから前後入れ替えをすると安定して跳べます。
- ツイストジャンプ
-
足は軽くそろえて腰をひねりながらジャンプから着地します。
最初は小さいひねりで慣らしましょう。
- 1/4回転
-
ジャンプしながら体をひねって右に90度回転します。
2〜5回に1回、90度回転して1周します。
左右行いましょう。
- 1/2回転
-
ジャンプしながら体をひねって180度回転します。
2〜5回に1回、180度回転して1周します。
左右行いましょう。
- 片足ずつジャンプ
-
2〜5回ずつ片足でジャンプします。
合間に両脚を開いたり、閉じたりするとバリエーションが増えます。
「ケンケンパー」「ケンケングー」
- スクワット
-
2〜5回に1回跳んだあとにスクワットのように少ししゃがみます。
トランポリンの反動を吸収しながらスクワットの姿勢を取るのでかなり強度はあがります。
- 駆け足
-
トランポリンの反動を上手く使いその場で駆け足を行います。
反発力があるので普通に床で行うよりもテンポよく足が動くので強度があがります。
リズムに合わせて腕もしっかり振るとさらに、運動効果が上がりますね。
- 開脚ジャンプ(バーがある場合)
-
バーを持った状態で高くジャンプした後に足を大きく左右に広げます。
- ジョギング
-
外を走るように軽めのテンポで走るように左右の足を交互に軽くジャンプします。
反動で脚が上げやすくなるので、太ももを上げたり、かかとをお尻に近づけるようにすると太ももの前後やお尻の筋肉を使ってバリエーションや強度に変化をつけることができます。
トランポリンの運動メニュー
トランポリンダイエットは跳ぶ合計回数よりも運動時間と運動方法を意識すると有酸素運動として効果的に痩せることができます。
おすすめの方法を3つ紹介します。
- シンプルに跳び続ける
- インターバルトレーニング
- 跳ぶバリエーションを変えて全身を効果的に使う
①シンプルに跳び続ける
難しいことを考えず同じリズムでトランポリンを跳び続けます。
両脚を揃えて跳ぶ、ジョギングのように駆け足跳びをする、足を左右前後に開いて閉じるを繰り返すなどの跳び方は、シンプルで考えなくても跳ぶことができます。
音楽を聴きながら、考え事をしながら、テレビで映画やドラマ、動画などを観ながらできるので時間を有効活用しながらダイエットできて一石二鳥ですね。
②インターバルトレーニング
例:3~5分跳んで30秒休憩を3~5セット
運動経験がない人や体力に自信がない人におすすめの方法です。
3~5分跳んで「呼吸が乱れてきた」「脚の疲労が溜まってきた」タイミングで30秒~1分ほどの休憩を入れて、回復したらまた跳ぶを繰り返します。
途中で休憩を入れても有酸素運動としての効果は変わらないので心配はいりません。
無理をして跳び続けるとバランスを崩して落下したりとケガをする危険性があるので、無理をせずに休憩を挟みながら有酸素運動の合計時間を稼ぎましょう。
③跳ぶバリエーションを変えて全身を効果的に使う
上下に飛ぶ→左右前後に足を開く&閉じる→回転→ツイスト→駆け足→ケンケン→スクワット→ジョギング
のように一定時間や一定回数で跳び方を変えると使用する筋肉が変わり、飽きずに跳び続けることができます。
また、使う筋肉の種類が増えると運動効果もアップします。
②のインターバルトレーニングの方法に取り入れて
「上下ジャンプ(3分)→30秒休憩→ツイスト(3分)→30秒休憩→駆け足(3分)→30秒休憩・・・」とするのもいいですね。
トランポリンダイエットの注意点
トランポリンダイエットを効果的に継続するために守るべき注意点があります。
間違った方法や気をつけるべき点を意識しないと効果が出なかったり、安全に運動できないことがありますので、必ず確認するようにしてください。
注意して欲しい点は以下の7つです。
- 運動前後のストレッチを必ず行う
- 適した服装で跳ぶ
- できれば靴を履く
- 女性はスポーツブラを着用する
- 水分補給を必ずする
- 心拍数が上がりすぎないように注意する
- 筋肉痛や身体に痛みがある時など無理は禁物です
注意点が多いと感じるかもしれませんが、ジャンプをする動作は普段の生活であまり行わない動作です。慣れない動きというのは身体に大きな負担がかかるので注意が必要です。
ダイエットで痩せることも大切ですが、安全に効率良く楽しく継続することがダイエット成功の最短距離となるので覚えておきましょう。
①運動前後のストレッチを必ず行う
トランポリンはジャンプの動作なので下半身に大きな負荷がかかります。
何も準備しないで跳ぶと、筋肉が温まっていないので靭帯や筋肉が伸びずらい状態になっています。
また、運動後は筋肉に疲労が溜まっている状態です。
ストレッチでしっかり伸ばしてあげると、疲労回復と柔軟性向上の2つのメリットがあるので必ず行うようにしましょう。
運動前は動的ストレッチ(バリスティックストレッチ)といって、軽く反動をつけて「今から運動するよ!」と筋肉に教えてあげましょう。
運動後は静的ストレッチ(スタティックストレッチ)といって、反動をつけずにゆっくりと息を吐きながら20~30秒間筋肉を伸ばすことで疲労回復と柔軟性向上が期待できます。
伸ばす筋肉は、ふくらはぎ、ふとももの前、ふとももの後ろ、お尻を中心に行いましょう。
②適した服装で跳ぶ
上下に跳んでいるときに、視界を遮るようなダボっとした大きな服は危ないですね。
また、足元が見えなくなる可能性のあるスカートも足を踏み外す危険性があります。
身体の動きを制限するような柔軟性のない服も運動に適しません。
できれば、吸水性に優れた運動に適した服装でトランポリンをすることをおすすめします。
③できれば靴を履く
トランポリンは弾力があるし、反発を利用して跳ぶから大丈夫だと思いがちですが、あなたはダイエットが必要な体重ですよね?
特に着地するときには下半身に筋肉はもちろん、膝や腰に大きな負荷がかかります。
その衝撃を少しでも緩和したほうがケガの危険性も下がりますし、筋肉や膝、腰にムダな負担がかかるのを防ぐことができます。
トランポリンに適したおすすめの靴は、ランニングシューズです。
選ぶときのポイントは
- 厚底
- 反発性
- クッション性
の機能があるランニングシューズです。
スポーツショップの店舗で購入する場合は店員さんに「厚底で反発性があってクッション性があるランニングシューズを探しています。トランポリンをする時に履きます」と伝えれば良いシューズをチョイスしてくれます。
ネットで購入する場合は、練習用のランニングシューズで探しましょう。
大会用や競技用のランニングシューズは軽量化のために薄底の場合があるので注意が必要です。
④女性はスポーツブラを着用する
女性がトランポリンをする時はスポーツブラの着用をおすすめします。
運動中の胸の揺れは気になりますし、胸は「クーパー靭帯」という組織で支えられていますが、ジャンプの衝撃や揺れでダメージを受けてしまう場合があります。
トランポリンは跳ぶ回数が多いので、自分の体型に合ったスポーツブラを選びましょう。
選ぶときのポイントを6つ紹介します。
- 動きやすい、運動しやすいか?
- 胸のホールド力はあるか?
- 記事は速乾性に優れているか?
- 着脱しやすいか?
- 耐久性はあるか?
- デザインは自分好みか?
テンションが上がるお気に入りのアイテムを装着するだけでやる気がでますよね!
⑤水分補給を必ずする
運動中の水分補給は必ず忘れずに行いましょう。
ただ、トランポリンをしながらの水分補給は当然、難しいので水分補給のタイミングを紹介します。
トランポリンダイエット中の水分補給のタイミング
- 運動をする前にコップ1杯の水を飲む
- トランポリンのインターバルの時に一口飲む
- 運動後、コップ1杯の水を飲む(プロテインでもOK)
- 汗の量に応じて、定期的に水分補給を行います。
少しでも体重を減らしたいと水分補給を渋る人がいますが、危険なので辞めましょうね。
⑥心拍数が上がりすぎないように注意する
ダイエットで運動をする時に心拍数を意識することはとても大切です。
脂肪が燃えやすい心拍数というのがあるからです。
計算式は様々ありますが、代表的な計算式は以下の方法です。
最大心拍数=200-年齢
脂肪燃焼に適した心拍数=最大心拍数×0.65~0.85
年齢別の脂肪燃焼に適した心拍数の目安
- 20歳 130~170拍/分
- 25歳 126~165拍/分
- 30歳 123~161拍/分
- 35歳 120~157拍/分
- 40歳 117~153拍/分
- 45歳 113~148拍/分
- 50歳 110~144拍/分
- 55歳 107~140拍/分
- 60歳 104~136拍/分
これはあくまでも目安です。
心拍するが上がりすぎると酸素が不足したり、疲労が急激に増加して運動が継続できなくなりますので、脂肪燃焼に適した心拍数の65%を超えたあたりで心拍数を維持できるように、トランポリンの負荷を調節すると安全に効率良くトランポリンダイエットを行うことができます。
⑦筋肉痛や身体に痛みがある時など無理は禁物です
トランポリンダイエットで筋肉痛が出るのは主に下半身です。
筋肉痛がある状態でトランポリンダイエットのように着地の衝撃や負荷が大きい運動を行うと、オーバートレーニングとなり筋力低下や効果の低下、ケガをする危険性が上昇するので無理は禁物です。
また、トランポリンで着地する時の衝撃で膝などの関節を痛める可能性があります。
運動不足で筋力が弱い場合など関節を保護、サポートできていないので痛みが続く場合は無理をせずに関節回りの筋力強化からスタートした方が良い時があります。
トランポリンダイエットのメリットとデメリット
トランポリンダイエットは屋内で手軽にできるダイエット方法です。
下半身をよく使う運動なので、下半身の筋力強化、有酸素運動と多くのメリットがあります。
ただ、人によってはメリットがデメリットになってしまう場合もあります。
トランポリンダイエットのメリットとデメリットを知っておきましょう。
トランポリンダイエットのメリット
トランポリンダイエットのメリットは6つあります。
- 屋内でできるので天候に左右されない
- スキマ時間を有効活用できる
- ながら運動ができる
- 下半身が鍛えられることで基礎代謝量が向上する
- 心肺機能向上によって疲れにくい身体になる
- とにかく楽しんで運動できる
1つずつ詳しく解説していきますね。
①屋内でできるので天候に左右されない
ウォーキングやジョギングなど屋外で行う運動系ダイエットの場合、どれだけやる気満々でも悪天候だと運動をすることができませんね。
意外と経験ある人が多いのですが、運動を行う日、時に悪天候でできないとそれがきっかけでダイエットが継続できなくなる場合があります。
スポーツジムやパーソナルジムも運動を行うのは屋内ですが、移動中の悪天候もやる気を削いでしまい、足が遠のくきっかけにもなり得ます。
その点、屋内で行うダイエットは天候に左右されませんので、ダイエットを休む言い訳ができません。
なので途中で挫折することなく継続することができますね。
②スキマ時間を有効活用できる
トランポリンダイエットは5~10分程度の短い時間でも運動強度が高いので、スキマ時間を使って運動を行うことができます。
忙しくて運動をする時間がない人でも、短時間の運動の積み重ねでダイエット効果を出すことができますね。
家事の合間(洗濯機が止まるまで、電子レンジがチン♪というまで、煮込み料理ができるまで、お湯が沸くまで)や普段の生活(お風呂が沸くまで、お気に入りのドラマが始まるまで)にはちょっとしたスキマ時間が意外と多いものです。
おそらく、あなたは今までその時間をボケーっとしていたり、スマホを触ったりして時間を潰していたのではないでしょうか?
これからはスキマ時間を痩せる時間に置き換えてみてはいかがでしょうか?
日々の動作や習慣の合間にトランポリンをする時間を作り、ルーティン化して生活の一部にできると楽に痩せることができて、太らない生活習慣を手に入れることができますね。
③ながら運動ができる
トランポリンに慣れてくると、同時に他のことができるようになります。
例えば、
- テレビを観ながら
- 音楽を聴きながら
- 動画を見ながら
- 勉強(暗記系)をしながら
- おしゃべりしながら
など色々なことができますね。
1日24時間という限られた時間を有効活用できると日々の生活が豊かになりますね。
「〇〇をする時はトランポリンの上で…」という習慣ができると最強です!
④下半身が鍛えられることで基礎代謝量が向上する
トランポリンで主に使う筋肉は下半身です。
全身の筋肉の割合の60~70%が下半身にあります。
多くの筋肉を使うという事は、それだけ多くのエネルギー(カロリー)を消費するということに繋がります。
また、筋肉量が増えることによって基礎代謝が向上しますので、何もしていなくても消費するエネルギー(カロリー)が増えて痩せやすい身体になるという利点もあります。
ちなみに、トランポリンで下半身が太くなるということはありませんので安心してください。
⑤心肺機能向上によって疲れにくい身体になる
トランポリンは有酸素運動なので運動を継続することで心肺機能が向上してきます。
心肺機能が向上することのメリットは多くありますが、ダイエットに関係する部分としては「体力がつく」と「疲れにくくなる」というメリットが挙げられます。
余分な脂肪が身体に付いて太っている状態だと「なんで毎日こんなに疲れているんだ?」と思うことはありませんか?
その原因は「体力低下」と「心肺機能低下による疲労回復能力の低下」と「代謝の低下」です。
体力があり、疲れにくい身体を手に入れればダイエットのための運動の頻度を増やしたり、時間を多くかけられると思いませんか?
そうなれば運動によるダイエットでどんどん余分な脂肪を落とすことは難しくなくなりますね。
⑥とにかく楽しんで運動できる
なぜでしょうか?跳ぶと自然と笑顔になるんですよね〜。
子供はキャッキャッ笑いながら、跳び続けますよね。
これは、トランポリンの反動で跳ぶことで重力に抗い、滞空時間が長いことで軽い無重力を感じる「非現実」がそうさせるのでしょうね。
トランポリンを跳びながら落ち込んでいる人を見たことないですよね?
楽しんでストレス解消に繋がるということはダイエットにも良い影響が出ますね。
あなたはトランポリンを見ると跳びたくてウズウズしてくるでしょう。
トランポリンダイエットのデメリット
トランポリンダイエットのデメリットは7つあります。
- 膝を痛めてしまう可能性がある
- 調子に乗ると何かを壊してしまう
- 子供にトランポリンを奪われてしまう
- 子供に「ズルい」と言われてしまう
- 騒音、振動の問題がある
- トランポリンのスペースが必要
- トランポリンが必要
1つずつ詳しく解説していきますね。
①膝を痛めてしまう可能性がある
トランポリンはジャンプを何回も繰り返す運動です。
スプリングやゴムなどで着地の衝撃をある程度は吸収してくれますが、日常で跳ぶ機会も少ないですし、ダイエットが必要な人の場合は運動習慣も少なく、体重も多いですから膝への負担は考えておかなければいけません。
運動不足の下半身でいきなりトランポリンを長い時間や高い頻度で行ってしまうと膝にダメージが蓄積する可能性が高いので、心配な人は以下の4つの方法を試してみてください。
- ①慣れるまでトランポリンは3分以内、週1~2回以内
-
「トランポリンでダイエットするぞ!」とやる気が出ているあなたに申し訳ないのですが、長い間運動不足の状態で標準体重を超える重さを膝で支えていたのですから、すでに「膝が痛い」という状態ではありませんか?
また、痛みがなくても出てくる可能性があるので、最初は「少ないかな?」と思うぐらいから様子を見て、少しずつ時間と頻度を増やしていきましょう。
痛みが出たら無理は禁物です。
- ②イスに座ってできる「レッグエクステンション」で膝周りの筋肉を強化して膝を保護する
-
太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)を鍛えることで膝を保護することができます。
やり方は簡単です。
- イスに浅く座る
- 上体を少し後ろに倒し、手は後ろで身体を支える
- 片足ずつ膝を伸ばします(3秒かけてゆっくり)
- 伸ばした状態でキープ(3秒間)
- ゆっくり降ろします(3秒かけてゆっくり)
- 各10回を1日3セット
- ③グルコサミンやコンドロイチンのサプリメントを服用する
-
グルコサミンやコンドロイチンは膝の痛みに効くというのを聞いたことがあると思います。
主な効果は「軟骨を再生、修復する」ことで痛みがなくなるというものですが、最近の研究結果では効果がない、プラセボ効果で痛みがなくなるということも言われています。
僕も左の膝に痛みが出ることがあり、グルコサミンやコンドロイチンを飲んでいた時期があります。個人的な意見ですが、グルコサミンに効果を感じたことはありませんが、コンドロイチンを飲むことで膝の痛みが取れたという経験があります。
現在は筋力トレーニングで膝の関節回りの筋肉をしっかり鍛えているので膝に痛みが出ることはほとんどありません。
効果には個人差がありますので一度試してみることをおすすめします。
プラセボ効果とは?
プラセボ(偽薬)という何も成分が含まれていない薬や錠剤を服用しても、飲んだ本人が「効果が出る」と思い込むことで望む症状が改善することがあります。
この効果のことをプラセボ効果といいます。
- ④サポーターを着用する
-
膝に痛みが出る原因は様々ですが、サポーターで膝を保護するのはとても効果的です。
膝に痛みが出てからよりも、痛みが出る前からサポーターを装着しておけば安全に縄跳びをすることができますね。
膝に痛みが出た場合は無理をせずに中止して、必ず整形外科など病院で原因の特定と治療を行うようにしましょう。
②調子に乗ると何かを壊してしまう
トランポリンは楽しいので、だんだんと調子に乗ってきてしまいます。
特に多いのが、必要以上に高く跳ねることで天井にぶつかったり、バランスを崩して勢いよくトランポリンの外へ飛び出し、その先で何かを壊してしまうというのはよくある話です。
僕も身長が高い(185cm)ので調子に乗って高く跳んで手を振り上げたら天井に当たって凹ました経験があります。
テンションの上げ過ぎに注意しましょう。
③子供にトランポリンを奪われてしまう
子供がいる場合、必ず子供の遊び道具になってしまいます。
あなたがダイエットをしたいと思っても譲ってくれません。
対策としては、子供がいない間に思う存分跳びましょう!
④子供に「ズルい」と言われてしまう
あなたがトランポリンを運動やダイエット目的で跳んでいても子供からしたら遊んでいるようにしか見えません。
トランポリンをしている場面を見られてしまったり、バレてしまった場合、子供に「ズルい」と言われてしまう可能性が大きいです。
子供のそんな言葉にもめげずに、頑張ってダイエットをしましょう!
⑤騒音、振動の問題がある
アパート、マンションの場合トランポリンを跳ぶ音が振動となって下の階の人に騒音という問題が出る可能性があります。
対策としては、防音マット、静音マットを使うと良いですね。
最近は静音設計のトランポリンも増えてきていますので、選ぶときの参考にして下さい。
⑥トランポリンのスペースが必要
トランポリンの幅、サイズは大きいもので約102cmあります。
「100cmぐらいなら・・・」と思うでしょうけど、実際に設置してみると意外と場所を取ります。
使用後に片付ける場所も考えておかなければなりません。
最近は折り畳み式のトランポリンも増えてきていますので、選ぶときの参考にして下さい。
⑦トランポリンが必要
当たり前ですが、トランポリンダイエットにはトランポリンが必要です。
しかし、他のダイエットと比べてもコストパフォーマンスは高いです。
安いトランポリンで3,000円台~販売されています。
高いトランポリンでも10,000円までです。
主にクッションタイプのトランポリンの値段が高めとなっています。
一度、購入すればそれ以上コストはかからないのでそれほど大きなデメリットにはなりませんね。
ちなみに、トランポリンの耐久年数は利用頻度にもよりますが、5年前後が一般的のようです。
トランポリンダイエットをおすすめする人としない人
トランポリンダイエットに興味があるけど、自分に合っているのか?必要なのか?気になりますね。
トランポリンダイエットをおすすめする人
- 運動が好きな人
- 人の目を気にせずにダイエットしたい人
- トランポリンが好きな人
- 子供と一緒に楽しみたい人
- あまり時間がない人
トランポリンは跳んでいるとなぜか笑顔になってしまいますね。
運動が好きな人はもちろん、運動がキライ、苦手な人にも楽しんでダイエットして欲しいものです。
屋内でできる運動なので、他人に頑張ってダイエットしている姿を見られる心配もありませんし、屋外や外の施設に出かける必要がないのであまり時間がない人でもスキマ時間を有効活用して運動でダイエットできるのは大きな利点です。
子供と一緒に楽しめるのもいいですね。
子供と一緒に遊びながらコミュニケーションをとって、ダイエットできるなんて最高です!
あなたがダイエットのやる気が出ない時でも子供は「一緒にトランポリンしよ〜」と誘ってくれます。最強です!
トランポリンダイエットをおすすめしない人
逆に、トランポリンダイエットをおすすめしない人はどんな場合でしょうか?
- すでに膝が痛い
- 体重が100~120㎏を超えている
- 家の中にトランポリンを設置するスペースがない
- 絶望的にバランス感覚がない
トランポリンダイエットは他の運動と比べると、膝への負担がかかる運動です。
トランポリンのバネやゴムで着地の衝撃はある程度は緩和されますが、ダイエットが必要なぐらい体重が重く、運動習慣、筋力がない人の膝は思っている以上に弱いです。
体重が100~120㎏を超えている人は膝への負担の心配もありますが、トランポリンの製品の耐荷重制限が100~120㎏の商品がほとんどです。
まずは、軽い運動や膝に負担のかからない運動(例えば、ウォーキング、ストレッチ、ヨガ、散歩、バイク、ステッパーなど)で膝周りの筋力強化と体重が100㎏以下になるまで減量する必要があります。
膝の痛みについての対策は「①膝を痛めてしまう可能性がある」を参照してください。
家の中にトランポリンを設置するスペースがないのも問題ですが、トランポリンクッションという商品でしたら、サイズが40cm×40cmのものもあるのであなたが座るスペースさえあれば大丈夫です。
しかし、サイズが小さかったり絶望的にバランス感覚がない場合はトランポリンから飛び出してしまう危険性があるので、その場合は手すり付きのトランポリンを選ぶことをおすすめします。
トランポリンダイエットに必要なもの・便利なもの
トランポリンダイエットを楽しく継続するためにはサポートするアイテムがあるとテンションが上がりますよね。
トランポリンと一緒に用意しておくと便利なので参考にしてみてください。
トランポリンダイエットに必要なもの
これがないと始まりません。
- トランポリン
- 靴
トランポリン
トランポリンにも色々と種類があります。
- トランポリン
- フィットネストランポリン
- 手すり付きトランポリン
- 折り畳み式トランポリン
- トランポリンクッション
一般的なトランポリンでも十分ですが、本格的に頑張りたいならフィットネストランポリンもおすすめです。
「暗闇トランポリン」などで使われている本格的なトランポリンなら反発性も高く、スペースも広いので様々なトレーニングをすることができます。
運動が苦手、運動習慣があまりない、バランス感覚が悪いなどの場合は手すり付きトランポリンなら安心して跳ぶことができます。
慣れてきたら、手すりを取り外すこともできます。
トランポリンは出しっぱなしにしていると、いつでもすぐ跳べる利点はありますが、スペースを取るので、その都度片付けたい場合は折り畳み式のトランポリンを選ぶといいです。
トランポリンクッションだと、そのまま出しっぱなしにしていてもインテリアとして溶け込みますし、クッション、足置き、オットマンとして使うことができますね。
靴(ランニングシューズがおすすめ)
トランポリンをする時はできれば、靴を履くことをおすすめします。
理由は、ジャンプの後の着地の衝撃で膝などの関節を痛める可能性を少しでも軽減するためです。
靴を履かないでトランポリンをした場合、衝撃を吸収するためにふくらはぎや太ももに運動と違った疲労や負担がかかります。
安全に効率良くダイエットする場合は屋内用の靴を用意しておくといいですね。
トランポリンに適した靴の選び方
トランポリンに適した靴、シューズは厚底でクッション性と反発性の機能があるものを選ぶと良いでしょう。
ジャンプするから軽い靴が良いのでは?と思うかもしれませんが、歩いたり走ったりのように自分の足を持ってくるという動きが少ないので重さはあまり考える必要はありません。
それよりも他の運動よりも断トツに多い「着地回数」に目を向けましょう。
ジャンプをして着地をする度に関節や筋肉にあなたの体重以上の重量の負担がかかります。
トレーニングシューズやスポーツシューズ、大会用ランニングシューズなど靴底が薄いものは避けて、クッション性と反発性に優れている厚底のランニングシューズから選ぶことをおすすめします。
トランポリンにおすすめランニングシューズ10選
個人的にはアシックスのゲルカヤノ29が一番おすすめです。
僕もウォーキングやランニングなどずっと愛用していますし、この靴で初フルマラソンを完走しました。
初心者でも安全に走れるように、クッション性能と安全性能の二つを高いレベルまで仕上げています。
他、お気に入りのメーカーから選びたい方は下記がおすすめです。
- アシックス
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- アシックス ゲルニンバス24
- アシックス ゲルカヤノ29
- ミズノ
-
- ミズノ ウエーブライダー26
- ミズノ ウエーブスカイ5
- ナイキ
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- リアクト インフィニティ ラン フライニット 3
- ズーム ペガサス 38
- ニューバランス
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- HANZO U
- フューエルセル プロペル
- アディダス
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- ウルトラブースト21
- アンダーアーマー
-
- UAホバー インフィニット4
トランポリンダイエットにあったら便利なもの
トランポリンダイエットであったら便利なアイテムです。
人によっては必須アイテムになるものもあると思います。
- 転倒用マット
- 防音マット・トランポリンマット
- スポーツブラやブラバンド
- テレビやイヤホンなど
転倒用マット
トランポリンの最中にバランスを崩して外に飛び出したことも考えて転倒用のマットを用意しておいてもいいかもしれませんね。
転倒用としてだけでなく、プレイマット、トレーニングマットとしても使えるので少し厚手のマットがあると屋内ダイエットには便利ですし、子供の遊び場としても使えます。
リラックススペースとして寝転ぶこともできますよ。
防音マット・トランポリンマット
アパートやマンション住まいだと下の階への騒音や振動が気になりますね。
最近は防音&騒音対策のマットが数多くありますので、住宅事情に合った防音マットを用意しておくといいですね。
トランポリン専用のマットもあるのでチェックしてみてください。
スポーツブラやブラバンド
女性がトランポリンダイエットをする時に胸の揺れが気になりますよね。
気になるだけならいいのですが、激しい胸の揺れはバストを支える靭帯(クーパー靭帯)が傷つくことがあり、バストラインが崩れたり垂れてしまう原因となる場合があります。
トランポリンや縄跳びなどジャンプしたり跳ねたりする運動をする場合は、バストのホールド力のあるスポーツブラやブラバンドを使用することをおすすめします。
ランニングやジョギング、ダンスなどエクササイズをする時は必ず着用する習慣をつけましょう。
日常でも使えるホールド力のあるスポーツブラがあると着替える手間も省けますね。
テレビやイヤホンなど
個人的にトランポリンダイエットの最大の利点は「ながらダイエット」ができることだと思っていますし、実際にやっています。
僕の場合ですとテレビで録画した番組やYouTubeを観ながらトランポリンをすることが多いです。
慣れてくると無意識で色々な動作をしながらトランポリンをすることができて、30分ぐらいならあっという間に時間が過ぎて、汗びっしょり状態です。
ワイヤレスイヤホンを使えば、トランポリンの音で音声が聞き取りにくくなることはありません。
音楽を聴きながら、暗記系の勉強をしながら、考え事をしながら…ぴょんぴょん跳ぶのは時間の少ない人にとっては最高の時短ダイエット方法だと思います。
トランポリンダイエットのQ&A
- トランポリンダイエットはどれくらい痩せますか?
-
どのぐらいの頻度と時間を行うかによって変わりますが、月に600g~1.5㎏は痩せる可能性があります。
以下の計算方法を参考にして下さい。
トランポリンの消費カロリーの計算方法
消費カロリーの計算式は以下の通りになります。
消費カロリー(Kcal)=メッツ(METs)×時間(時)×体重(㎏)×1.05
トランポリンの運動強度(METs)は4.5METsです。
例えば、体重60㎏の人が30分トランポリンを行った場合、
4.5×0.5×60×1.05=141.75Kcal
となります。
毎日30分のトランポリンを30日行った場合、
141.75×30=4,252.5Kcal
となります。
脂肪1㎏が約7200Kcalなので約600g減る計算となります。
運動をする時に糖質をエネルギーとして使用し、体内の糖質量が減れば糖質と一緒に結合している水分が減ります。
また、下半身の筋肉をよく使うので基礎代謝が向上します。
それらを総合的に合わせるとトランポリンだけで体重は600g~1.5㎏は減らせることが可能となります。
- トランポリンは何分跳べばいいですか?
-
トランポリンはジャンプを繰り返し下半身に大きな負荷がかかりますので、運動不足の人や年齢の高い人などは、いきなり長い時間跳び続けるのは難しいので、最初は無理をせずに、1回5分程度からスタートしましょう。
昔は一度に20分以上有酸素運動を続けないと脂肪が燃えないと言われていましたが、最新の研究では1回の運動時間を気にする必要はなく、週当たり合計の運動時間を意識することが大切だと言われています。
つまり、1回5分でも1日3回、毎日トランポリンをすれば105分運動したことになります。
(1日5分×3回×7日)
あなたの体力に合わせて、時間、回数、頻度を調節して週当たりの運動時間を伸ばせば、その分脂肪が燃える時間が長くなります。
- トランポリンは何回跳べばいいですか?
-
トランポリンの跳ぶ回数を気にする必要はありません。
大事なのは、運動を行っている時間です。
跳んだ回数を数えるのは大変なので、時間を決めて跳び続けましょう。
少しずつ跳んでいる時間を増やせば、おのずと跳ぶ回数は増えて運動の効果が伸びていきます。
- トランポリンをすると内臓が下がると聞いたのですが本当ですか?
-
それは嘘です。
確かに、着地の勢いで内臓が下がりそうですが、逆に内臓の位置は正しい場所へ引きあがります。
その理由としては、トランポリンで上下に跳んでいる最中はバランスをとるために体幹の筋肉を使います。
お腹周りの体幹の筋肉がしっかりとついて引き締まってくれば、内臓は正しい位置に戻ります。
内臓が下がる(内臓下垂)の原因は、お腹周りの筋肉の低下、猫背や反り腰などの悪い姿勢です。
姿勢が悪い状態でトランポリンを跳ぶのを想像してみてください。
バランス悪そうですね。
正しい姿勢でないとトランポリンを跳ぶことができません。
正しい姿勢でバランスよく跳ぶにはお腹周りの体幹の筋肉を使います。
トランポリンで内臓が下がるより、むしろ姿勢が良くなってウエスト周りが引き締まるのが分かるでしょう。
- トランポリンダイエットはどの年齢層に適していますか?
-
どの年齢層にもおすすめできるダイエット方法です。
しかし、何回もジャンプを繰り返すので、以下の人は大きくジャンプせずに小さなジャンプからスタートすることをおすすめします。
- 下半身の筋力が弱い
- 膝や股関節、腰に不安がある
- バランス感覚が衰えている
- 運動習慣がない40代、50代、60代以上の人
バネやゴムなどで着地の衝撃はある程度、緩和されますが上記の人にとっては大きな負荷となりますので、軽めでゆっくり始めるようにしましょう。
- トランポリンはどのぐらいの頻度ですればいいですか?
-
トランポリンの頻度は短い時間(15分以内)なら1日数回、毎日行いましょう。
30分以上行うのであれば、週3~4回程度でも大丈夫です。
あとは、自分の体力と疲労度と相談しながら増やしたり、減らしたりしましょう。
普段の生活に支障が出るほど頑張ってしまうと、途中で継続することができなくなって、結局ダイエット失敗につながるので無理は禁物です。
- トランポリンは膝や腰に負担がかかりますか?
-
はい。トランポリンは膝や腰に負担がかかります。
外を走るランニングやジョギングや縄跳びなどの運動に比べれば、バネやゴムの作用で下半身や関節にかかる負担は軽減されますが、何回もジャンプ&着地を繰り返すのはやはり負担がかかります。
負担を解消する方法として以下の3つを行って下さい。
- 靴(シューズ)を履く
- ジャンプを小さくする
- サポーターなどを装着する
かなり効果があるので膝や腰に不安のある人は試してみてください。
- トランポリンをした後、腹筋が痛いのですがなぜですか?
-
トランポリンをすることで体幹が鍛えられて、腹筋が筋肉痛になったと思われます。
ジャンプをする時、着地をする時にバランスや位置調整を行うために体幹の筋肉を多く使用します。
継続してトランポリンを行っていると、体幹の筋肉が引き締まり、筋肉痛が出なくなってきます。
- どのトランポリンを選んだらいいか分かりません
-
最近はトランポリンの種類が増えてきて、どれを選べばいいか悩みますよね?
トランポリンは主に6種類あります。
- フィットネス専用の本格的なトランポリン
- 大人から子供まで楽しめるスタンダードなトランポリン
- 安全性や運動レベルを考慮した手すり付きのトランポリン
- マンションやアパートでも安心の静音設計のトランポリン
- スペースを取らない、片付けに便利な折り畳み式のトランポリン
- インテリアや普段使いにも便利なクッションタイプのトランポリン
1つのトランポリンで複数の種類の機能を兼ね備えた商品もあります。
トランポリンを選ぶときに大切なポイントが6つあります。
以下の質問に答えると選ぶべきトランポリンが明確になってきますよ。
- ①トランポリンはどこで行いますか?
- ②トランポリンはどこに片付けますか?出しっぱなしですか?
- ③誰が使いますか?(大人だけ?子供も使いますか?)
- ④あなたの運動レベルは?膝や腰に痛みはない?運動習慣ある?
- ⑤利用者の体重はどのぐらいですか?
- ⑥トランポリンでしっかり運動したいですか?スキマ時間を有効活用ですか?
質問の回答をメモっておくとトランポリンを選ぶときに参考になります。
- トランポリンダイエットで痩せないし、太った。原因は何ですか?
-
トランポリンダイエットで太るのは基本的に考えられませんが、あるとすれば以下の原因が考えられます。
- 運動することで食欲が増し、今まで以上の多くのカロリーを摂取するようになった
- 大量の汗をかいたので多くの水分補給をしたことによる一次的な体重増加
- 1週間など短期間で判断しようとしている(基本的に体は急激な体重の減少を抑えようとします。習慣化すると運動量にあった体重の変化が進みます。)
よく、「トランポリンで下半身の筋肉が増えた」というのを耳にしますが、筋肉を1㎏増やすのはとてつもなく大変なことなので可能性としては低いです。
筋肉がついて引き締まるのはあり得ますが、目で見てはっきり分かるぐらい太くなることはほとんどありません。(トランポリンの選手の体型を見れば分かりますよね)
太ったと感じる原因を探るために必要な情報は、体重の増減はもちろんですが、
- 体脂肪率
- 徐脂肪体重(筋肉量)
- 脂肪量
どれが増えて、減ったのかを明確にすると原因の特定は簡単になります。
ぜひ、体組織計(デジタル体重計)を使って毎日計測する習慣をつけましょう。
原因が分かれば対策が立てられますからね。
体重だけの増減で一喜一憂していては、ダイエットは楽しめませんし、続けられませんよ。
トランポリンダイエットの評価
レーダチャート
82点/100点
おすすめ度 8点
ダイエットの基本は「運動+食事」ですので、運動であるトランポリンダイエットはおすすめです。
他の運動と比べて手軽に、気軽にできる点がとても評価できるダイエット方法ですね。
屋内でするダイエット方法なので、すぐできるし、他人の目を気にする必要もありません。
テレビや音楽、動画など他の趣味を楽しみながらダイエットできるのは、時間を有効活用できるタイムパフォーマンス(タイパ)に優れています。
上半身があまり使えないのが唯一の欠点かもしれません。
効果 8点
トランポリンダイエットは有酸素運動で、体内の糖質や脂肪をエネルギーとして使い、身体に溜まりにたまった余分なお肉が減っていくのでダイエット効果は高いです。
また、主に下半身の筋肉を使いますので基礎代謝量の向上も期待できます。
体型・見た目 8点
有酸素運動による脂肪燃焼効果によって確実に体型や見た目に変化が見られます。
全身の脂肪が減ることでスッキリとして見えますし、トランポリンで下半身の筋肉を使いますので、たるんでいた筋肉が引き締まることでシュッとした下半身になるでしょう。
上半身をあまり使わないので二の腕など気になる部分は別の運動が必要になるかもしれません。
コスパ 9点
フィットネス専用のトランポリンや全年齢で使えるスタンダードなトランポリン、手すり付きトランポリンは3,000円~10,000円ぐらいの値段です。
トランポリンクッションは少し高めで5,000円~10,000円ぐらいが一般的な値段です。
一度、購入すれば何年も使うことができるのでコストパフォーマンスが高いダイエット方法ではないでしょうか?
安全に行うために靴やマットなどの購入も必要な場合がありますが、靴でしたらウォーキングやランニングはもちろん、他の運動系ダイエットでも使うことができます。
定期的に購入する必要がある食物系やサプリメント系ダイエットと比べてもコスパは高いです。
簡単・手軽さ 9点
トランポリンは屋内で行うダイエット方法なので、思い立ったらすぐできるので手軽さは最高レベルですね。
しかも、トランポリンに乗ってピョンピョン跳ねるだけなので初心者でも簡単に実践することができます。
続けやすさ 9点
運動をする場所まで移動が必要であったり、着替える必要があったり、準備が必要であったりと、運動を開始するまでの段階が多いと行動に移せなかったり、習慣化が難しかったりしますよね。
また、よくやる気が起きなくてダイエットが続けられないという悩みがありますが、トランポリンを跳ぶのは楽しいですし、やる気の必要がないダイエット方法です。
テレビや音楽、動画など他のことをしながらトランポリンを跳ぶことができるのも大きな利点で、無理にダイエットをする時間を設定しなくて済むのも忙しい人にとっては大きなメリットとなります。
安全性 7点
トランポリンはバネやゴムで着地の衝撃をある程度は緩和してくれますが、ジャンプする回数が多いので下半身や膝、股関節、腰に負担がかかる場合があります。
特に年齢の高い人、運動習慣がない人、体重が標準体重より大幅に多い人はトランポリンダイエットを始めた初期の段階では、負担がかかり痛める可能性があるのでゆっくり小さく短い時間からスタートして少しずつ慣らしていきましょう。
また、バランスを崩してトランポリンの外へ落ちてしまう危険性もあるのでトランポリンの周辺に危険なものがないようにしたり、手すり付きトランポリンを使うなど対策を取ってください。
健康 8点
有酸素運動と下半身の筋肉をしっかり使うということは健康にとって大きなプラスになります。
また、ジャンプをした後の着地の衝撃は骨を成長、形成するためには不可欠な動作です。
骨への衝撃は骨密度を高めるのにも有効です。
トランポリンはバランスをとるために体幹の筋肉もよく使い、これは平衡性を高めるのにも効果的です。
ピョンピョンとリズムよく跳ぶのは、敏捷性のアップにも貢献します。
即効性 8点
ある程度、運動習慣や体力がある人なら初日から30分以上トランポリンをすることができるでしょう。
その場合、早ければ1週間~1か月以内に体重と体型の大きな変化を実感することができるでしょう。
慣れてきたら色々な跳び方のバリエーションを増やして、体の色々な筋肉を刺激できるようになれば、痩せやすい身体を手に入れることができます。
運動不足、体力に不安、年齢が高い人も1日1回1分でもいいので、継続することで確実に体力が向上して、ダイエット効果を伸ばすことができますので、コツコツと最低でも3カ月は継続してみてください。
慣れて跳ぶ頻度、跳ぶ時間が増えるのと比例してトランポリンダイエットの即効性を実感することができるでしょう。
リバウンド 8点
運動系ダイエットは、食事系ダイエットと比べて途中で辞めてしまってもすぐにリバウンドすることはありません。
その理由は運動することによって基礎代謝量が向上し、何もしてなくても消費するカロリー量が多いからです。
しかし、当然ながら運動を辞めている期間が長くなると筋肉が落ちて基礎代謝量が減少してしまうのでリバウンドの危険性は上がってきます。
トランポリンダイエットは簡単で手軽にできるダイエット方法です。
筋肉は定期的に一定の負荷を与えていれば、すぐに落ちることはないので、週に1回とか、1日5分でも継続していればリバウンドする可能性は低くなります。
トランポリンダイエット方法のまとめ
トランポリンダイエットは当ブログでの評価は82点/100点です。
トランポリンは手軽にできる下半身をしっかり使う有酸素運動なので、手軽に痩せたい、人に見られたくない、楽しく運動したい、ながらダイエットしたい、あまり時間がない、食事系ダイエットが苦手、テレビを観ながらダイエットしたい、子供と一緒に楽しんでダイエットしたいという人におすすめです。
一番のおすすめポイントはテレビや動画を見ながら、音楽を聴きながらトランポリンができるということですね。
毎日、時間を持て余している人よりも、毎日忙しくてダイエットをする時間がない人の方が多いのではないでしょうか?
時間を有効活用できるダイエット方法は少ないのでトランポリンダイエットは忙しいあなたにおすすめです。
ぜひ、挑戦してみましょう!
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